火葬をするときにかかる時間はどれくらいか
告別式を終え、出棺をして火葬場に向かい、荼毘にふします。待っている間は、家族にとっては急に悲しさやさみしさがこみ上げてくるかもしれません。また、今までありがとうといった感謝の気持ちも溢れ出てきます。そして何よりも、逝去から告別式まで気を張り詰めてきちんと送り出さなければいけないという使命感や緊張がふっと緩む瞬間かもしれません。時間は、炉の性能や、遺体の体の大きさなどよっても異なります。約30分で終わる最新のガスの炉のあるところもありますが、全国的には、1~2h程度が多いでしょう。
1000度くらいで焼かれるというところが多いようです。そして冷却したり、拾骨するのも含めると3H程度かかるとみてよいでしょう。日本では、家族や縁のあった者がお骨を拾う、拾骨の習慣があります。これは世界中をみても、日本独特の儀礼と言われています。この習慣が残っているため、日本ではお骨の形がなるべくきれいに残るように温度や時間などを調節しています。その間の時間は控え室やコーヒーエリアで待機します。お茶やお菓子やお弁当などを食べながら、故人とのおもいでを話ししたり、自由に過ごすことが多いです。
地域によっては、待っている間に、精進落としの食事を食べるところもあります。精進落としという行事は、本来は初七日の間は、精進料理を食べた習わしからきていて、忌明けの食事という意味でもあります。僧侶や関係者をねぎらう宴席です。疲れているとは思いますが、お礼の気持ちを忘れず接します。なごやかな食事の席にします。
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