火葬に参列する際に知っておきたいマナーと流れ
火葬に同行する場合に参列者が気をつけなければいけないのは、 同行する旨を事前に告げておかなければならないということです。故人の遺族や親族であればそのようなことをする必要はないのですが、 そうでなかれば本来は同行しないものとなっています。バスや同行の車などは遺族や親族の数から決めているため、 当日にいきなり同行したいというのは迷惑な行為となってしまいます。そのため、突然同行の車に乗り込むなどということはせず、事前にきちんと報告しておきましょう。
逆に、同行を願われた場合は必ず行かなければいけないというものではありません。時間が有るならば同行するのが良いですが、自身の都合もあるため無理に同行しなくても良いでしょう。その場合は、時間の都合がつかないからなどと失礼のないように丁寧に断るようにしましょう。実際の火葬はおおよそ1時間前後かかるもので、その間は控室で待機することになります。無事に終わると、骨上げという儀式が行われます。これは2人1組で行うもので、ひとつの骨を竹箸で拾い、骨壷に納めていきます。
故人と縁の深い順番で行われるこの儀式には、三途の川を渡るときの橋渡しをするという意味合いがあります。どの骨を納めるのかはそのときに担当者から指示があると思うので、 その通りにすれば良いでしょう。一般的にはまず歯を納め、次いで下半身の骨から順に納めていき、 故人と最も縁の深かった人が喉仏の骨を骨壷に納めて終わりとするようです。以上がおおまかな流れとマナーになるので参列する際にはきちんとおさえておきましょう。
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